いつでも近道。
2024年10月10日
同じものを体験したとして、
その体験を伝えるときに
違う言い方ができる。
伝えようとしている相手が
同じような体験を経験できるように
あれこれ考え、
実感できるようにしようというもの。
はたまた、自分が体験したものを
伝えようとしている相手が
自ら体験できるように
導いていこうとするもの。
前者はワークショップや
体験レッスンなどでよくあることですよね。
後者は個人レッスンや指導者になるためのコースなど。
わたしがやりたいことは、
一人一人と向き合って
アレクサンダーレッスンを受けることになった
そのかたの理由が解消されること。
もう同じ理由でレッスンを受けなくても良くなること。
その過程で色々な自分についての発見があると思います。
そう、ここなんです。
自分についての発見をしてほしい。
あれこれきょろきょろしなくても、
自分自身がしていること、考えていることに
向き合うと、自然といろいろなことは解消されます。
わたし自身がそうでした。
だからなのか、
コツや小手先のものはいらないと思えるようになりました。
使いようによってはすごく有効ですが、
そればかり追いかけては
なにも身につきません。
あれやって、これやって、
これもやって、
あー、こっちを忘れてたっ!
なんてことになってしまいます。
回り道はいつでも近道。