やった感。
2025年02月23日
アレクサンダーさんは
考えていることが筋肉の動きとして現れるといった。
考えていることが身体の動きとして見える、ということ。
元気いっぱいの時には他人が見ても元気に見える。
不安を抱えているときには不安そうに見える。
無意識にやっていることでも、
実はある考えのもとに動かしている。
パターン化されている動き、癖とか習慣などがそれに当たる。
ある考えとある筋肉活動がセットとなっている。
こう動かないとなんかしっくりこない、だとか
これをやるときにはこう動いてしまう、などなど。
逆に言うと、
こう動いたからそれをやったという
感じが生まれるとも言える。
その、何かをやったという感じ、は
とても安心するもので、
動いた結果のやった感がないと
できていないということにしてしまう。
これが習慣から抜けられない
一つの大きな大きな原因でもあります。
セットとなっている考えと筋肉活動。
これを切り離す。
そのためにはセットとなっていることを
意識化することから始めます。
一人では難しいかもしれません。
無意識=習慣ですから。
無意識=習慣を見つけるのではなく。
筋肉活動=動きとして翻訳されたものを、
観察を通して自分がやっていることを
意識化できるようにすることによって、
習慣からぬけでられるようにしていきます。
やった感で動きを判断することをやめることができるようになります。