ん?何かが違うけど、。。なんだろ?

2023年12月16日
いかに長時間大人数の演奏を審査のために聴かねばならぬとはいえ、一人一人の奏者に対する興味と期待は、その都度新鮮なものである。美しいチューニングの音は、その後に続く楽曲の演奏に対する期待を高めてくれる。ところが、その期待を全く裏切るような演奏が非常に多かった。
ー中略ー
チューニング時と楽曲演奏時の音色に隔たりがある理由は、以下のように推測できる。チューニング時においては、音はほぼ無意識のうちにリラックスして発せられているのに対し、楽曲演奏時は、長期間にわたる意識的な練習によって作り上げられた、「さあ吹くぞ!」という意図的な発音を行うようになっているためであろう。そのことから私は、自らの上達を願い良かれと思ってする意識的な練習の中に、何か問題があるのではないかと感じた。

「ブレスをめぐる随想」-雲井 雅人-


チューニング時にはよく響いていた音が曲を吹くとなると
違う音を鳴らしている。

これって私もよくあることで、、、

雲井さんが言っているように
何かしらを緊張させているんだろうと思います。

そう、このどこかしらやっていることを変えてしまっている、
このことにアレクサンダーテクニークを活用してください。

「さあ、吹くぞ」と言って無意識にやってしまっている
上達を妨げているかもしれないことに気付くために
アレクサンダーテクニークを活用してみてください。

レッスンを重ねるごとに
自分の変化に気づけるようになってきますし、
その気付けるポイントが早くなってきます。


曲の初めは気持ちよく演奏できていたのに
どんどん演奏しづらくなって、
どうやっていいかわからない!

こんなことよく起こりがちです。

アレクサンダーさんも声が出なくなるということを解決しようと
鏡を使って自分自身を観察し続けたところから始めました。

日常話している分には声が枯れることはないのに
舞台の上で声を出していると声がでなくなる。
この原因は何かと探っていくことで解決へとこぎつけた人です。

そうやって生まれたアレクサンダーさんのテクニックが
今回問題にしている「さあ、吹くぞ!」の時に
何をしているかをわかるために使えないわけがありません。

音が違うわけなので、
吹き方をなにかしら変えているはず。

このなにかしら、わかるようになります。

私たち教師が見つけてあげる、のではなく、

自分自身で見つけられるようになります。 

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