ゾンビ化阻止計画。
アレクサンダーテクニーク界隈で
よく言われることに、
ゾンビにようになっている(笑)があります。
これって何が起こっているのでしょうか。
私がよくいう呪文の「頭が前上」を
「やってしまっている人たち」なんじゃないかなと。
そうするとまるでゾンビのように見えてしまいます。
私が卒業した学校では、
「伝統的な」人にはゾンビがいっぱいいて
わっはっはっは!、と。。。
それは多分ですが、
「伝統的に」学んでいる人たちにとって
誰もが通る道なのかもしれません。
「やってしまっている人」は、
やりすぎているということに
「自分」で気づくことができないといけない。
だからこそ、
アレクサンダーさん自身が教えていた
クラスでさえもゾンビ化した人がいた。
前上をやりすぎた人がいた。
どうすればゾンビから抜け出せるのか。
それは「感覚を信じられるものにする」
これ以外に抜け出る方法はないように思います。
自分がやっていると思っていることは、
やれている、そう感じていることは、間違っていた。
ということを彼は発見しました。
きちんとやれていると「感じている」ものは、
間違っているかもしれないということです。
この発見があったからこそ、
アレクサンダーテクニークとして確立することができた。
そりゃ、ゾンビにならずに済むならそれがいいわけですが、
もちろん私もゾンビになりました。
そうしてようやく、
「あ、やりすぎてるな。」
「ゾンビになってる。」と
気づけたんですよね。
優等生ならこんな回り道しなくてもいいのかもしれませんが。
自分が思うように動かせている。
感覚に頼って判断しているときは、
自分の動きのパターンから選んでしまっていて、
全てをコントロールできるかのように
振る舞ってしまっているということです。