使い方。反応。

2024年04月24日

アレクサンダーテクニークでは
よく、使い方ということを言いますが、
それってなんでしょうか。

直接的に動かしているそのやり方。
何かの刺激に対してどう反応しているのか。

少なくともこの二つの意味が含まれています。

同じことを意味していると言えばそうなんですが、
アクションとリアクションです。
どちらも自分で動かしているんですが、
自分からなのか、
何かからなのかが違うところです。

使い方というと、
自分でどう動かすかに注目されがちですが、
反応で起こる動きも大事なんです。

反応することは自分できっかけを作れないので、
どうしようもないと思われるかもしれませんが、
そんなことはないですよ。
そのためのテクニークです。

使い方を間違うのは、どちらかというと
反応する動きの方かもしれませんね。

自分でこう動かそうと決めて、
動きに意識的になっている時には
できてしまうことも多いかもしれません。
でも、パッと反応してしまう動きをコントロールなんて。。。

脊髄反射なんて言われる、
脳まで達することなく動きとして起こるものもあります。
ま、これは生命の危機に対しての反応ですので、
抑えてしまうと危険ですが。

反応をコントロールする。
これがレッスンでの大きな課題です。

動きに意識的な時にはできるけれど、
何かが刺激となってそっちに意識が持っていかれる。
こんな時にどうするのか。

刺激となっているコト・モノを意識しつつ、
何もしないことを選択する。
この時呪文は唱え続ける。
こうすることで、刺激に対して
パッと反応していた
その仕方を変えることができるんです。

もちろん刺激が少ない時にできていた、
呪文の中身が起こっている状態を、
持続し続けることができるようになりたいわけです。

いかなる反応に対しても、
何かの反応で起こる動きが、
いい状態を保ったままになるようにする。

無意識的な反応を変えることができるということです。

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