動いている時に考える。
2024年07月21日
例えば、立ち上がる時。
座っている状態から、
立っている状態へ、ひとっ飛びに
間の動きはなかったかのように
いつの間にか立っている。
座っている、と
立っている、の間にも
いろいろな体勢があります。
間がないかのように
動いてしまいがちです。
座っていると、
立っているの、間は
どう動いているのかを観察してみましょう。
まずは観察からです。
観察しているつもりが、
いつの間にか動きを
コントロールしている、なんてことも
レッスンではよくあることです。
手を何かに向かって伸ばしてみる。
本を取る。
コップを取る。
なんでもいいですので、
本やコップに手を伸ばしてみてください。
その取りに行くために
手を伸ばしている間ずっと手を見ながら
動かしてみてください。
いつものように動かせましたか?
自分で見ているだけで、
いつものようには動かせず、
どこかぎこちない動きをしたのではないでしょうか。
それは多分、手の伸ばし方を
コントロールしているのかもしれません。
初めはコントロールしたとしても、
動きの始まりと終わりの間に
注目することが大事です。
そうしてだんだんと
動いている時に考えることができるようになってきます。