原則。理論。

2024年04月21日

頭が全体を決めてしまう。

頭と胴体との位置関係が
全体の機能などを決めてしまいます。

胴体に対して頭をどう方向づけているかによって
私たちの身体全体がどうあるのかが決まってしまいます。

バネを床に立て、その上に
何か重しとなるものを置いたとき、
バネはどうなるでしょうか。
バネの動きは制限されて、
動きが悪くなります。

これが身体で起こることです。

重しが頭です。
バネが背骨に代表される全身です。

頭が胴体の方へ向かっていると
全身の動きを制限してしまい、
同時に機能までも下げてしまいます。

頭という重しで
全身が決まってしまいます。

バネという背骨への干渉がない方がいいですよね。

頭自体を軽くすることは出来ないので、
頭が胴体から離れる方向へ向かうことにより、
重しをかけないようにするしかない。

バネの上に載せている重しを
バネに触れているだけにしてやると、
バネの動きは良くなります。

だから、頭は前へ上へなんです。

注意点。
頭が前へ上へを体験したことなく、
すでに持っているイメージ
自分の動きのパターンで動こうとすると、
多分間違えることになり、
なんだ、アレクサンダーテクニークって
たいしたことない、
何も起こらないじゃないか、になってしまいます。

ここがアレクサンダーさんが
声を大きくして言っていることです。

手持ちの動きのパターンで動こうとすると、
まだ経験したことのないことをしようとしているにもかかわらず、
感覚的に間違っていないことをしようとしてしまいます。

経験したことがないものは
間違って感じられるはずです。

少なくとも、あってるのかな??と
疑問は感じるはずです。

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