只中にいる。
2024年07月31日
今やっていることの中に
きちんといること、できてますか?
どこか突き放した感じでいませんか?
他でもない自分がしていることです。
「観察」しているときも、
自分がやっていることを見ている自分
というふうに見るんです。
秒針の動きを見続けながら
自分がなにをしているのかを見続けることはできますか?
結構大変で、
どちらかが飛び飛びになってしまうのではないでしょうか?
秒針を見ている時間。
自分がなにをしているのかを見ている時間。
同時並行でできますか?
何かを二つ同時にするって
なかなかにハードル高いんです。
二つくらいできると思っていませんでしたか?
で、呪文の言葉なんでしたっけ?
「首がフリーで頭が前へ上へ背中が長く広く」
首と、頭と、背中、
(ついでに言うと、膝もです)
三つも見るところがあるんですが、
意外と練習するとできるんですよ。
言葉にするのが難しいんですが、
自分がしていることの只中にいるということ。
これなんですよ。
多分、ですが、
やっていること、例えば
駅で電車が来た時、自分はいますか?
いないんじゃないでしょうか。
電車のことだけか、
携帯をいじっているか、
何かをしていることだけ、
なんじゃないでしょうか。
電車を見ている自分。
携帯をいじっている自分。
って同時にいます???
只中にいるって、
我を忘れているとは違うんです。
わたしの中では。
何かをしていることを
きちんと認識していることなんです。
何かをしている自分を見ている自分。
没頭しているわけではないんです。
自分がなにをしているのかを
わかっている状態でいて欲しいんです。
外でなにが起こっていようが、
自分がなにをしているのかがわかっている。
これが目標です。