幹と枝。
2024年04月09日
アレクサンダーテクニークと言っても
教え方というか、大事にしていることが
違っているグループがあるんです。
動きを細部まで見ていって
どうすれば効率良く動けるのか、
そのためには頭と首の関係が良い方がいいよね。
というグループと、
頭と首の関係が全てでそれさえよければ
あとは勝手にいい方向に行ってくれるんだ、
というグループ。
極端に分けましたが、あなたは
どちらよりのアレクサンダーテクニークを知っていますか?
私は前者の学校に通っていました。
残念なことに、そこでは
頭と首の関係が良くなるように頑張っている人たちに
陥りやすいことを取り上げて
ゾンビのようだ、なんて言ってたりしていました。
(全員そう思っていたかはわかりません)
お互い同じところを目指しているはずなのだから
途中経過を見てあれやこれや批判するのは。。。
その途中経過で陥りやすいことって
アレクサンダーさんの教えるクラスでも起こっていたことらしいです。
そのことにアレクサンダーさんは特に何も言わず
一人一人に任せていた。
一人一人自分で考えることが
何より大事だという考えからだそうです。
それでもやっぱり(それが全てではないですが)
頭と首の関係がとっても大事なんです。
頭と首の関係がいいと
機能全般の水準が引き上がります。
(私が今の教え方が気に入っている一つです)
全体的な機能水準を引き上げようとするので
何にでも応用できるんです。
いわば自分の使い方の
基礎練習をするということです。
基礎ができていると
応用範囲も広がります。
葉っぱではなく
幹と枝をしっかり身につけるということです。
4分ほどなのでよろしければ。