換骨奪胎。
2024年07月01日
日本に入ってきたものは
なんでも日本化してしまう。
日本人にもわかるように翻訳する。
これならわかりますし、そうする方がいい。
でも、テクニック自体を作り変えてしまうこととは
分けて考えないといけない。
なんでも日本化してしまうということは
日本人の特徴ですが、ともすると、
本質が見えなくなるということでもあります。
仏教で起こったことは、
南無阿弥陀仏と言えばいい、踊ればいい、
なんてところまでいってしまいました。
元々言い始めた方々は、
目指すところは同じだったのかもしれませんが、
受け取った方はそうはいかないですよね。
自分と向き合うことなく、
何かをすればいいというのは
何かが失われているとしか思えません。
なんでもバランスが大事です。
全面的に作り変えることも、
何もつけ加えるなということも、
どっちも違う。
本質を失うことなく日本人に合うように。
この頃はこんなことを考えています。