方向性

2025年02月06日

「方向性」という重要なものがあります。
アレクサンダーさんがいう方向性ってなんでしょうか。

またキャリントンさんの本から。
やっぱり言い方がうまいんですよね。
あー、確かに、と頷くことばかりです。

で、方向性の話。

レッスン時はあまり専門用語を使わないようにしていますので
私自身あまり使わない言葉なのですが、
ほんとうに大事。
(もちろん言い換えて伝えてます。)

キャリントンさんは方向性というと「包みの宛先」や
「誰かに何かをやるように指示するように受け取る」こともできるが
それは違います、とはっきり言っています。

「包みの宛先」というのは
荷物に書いてある住所で、ここに着いてほしいという、
ただそれだけの情報です。

「誰かに何かをやるように指示するように受け取る」も、
誰かにやって欲しいことです。

そうではなく、方向性は
自分でやることなんだということです。

今どこにいて、これからどこへ向かいたいのか。
こういうことなんだと言っています。
自分自身の現状認識と
これからどうなりたいのかという意思です。

今どっちに向かっているのかを認識して、
で、これからどっちへ向かいたいのかを
はっきりさせるということです。

また専門用語で申し訳ないのですが、
現状「下」に向かっていることを認識したら、
いや「上」へ向かうんだということを
はっきりさせる、ということです。

誰でもない、自分でこっちにいくんだということを
決めて、そっちへ向かうんだ、ということです。

キャリントンさんはゼリーの作り方にだってそう書かれてますよ、と。

レシピを読んでそうなればいいなあ、なんて思わないでしょ。
実際に自分の手を動かして作ります。
そういうことです。

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