決める。
2025年02月22日
『与えられた刺激に対する特定の反応を抑制することにつきる。
しかし、そのように見ているひとはだれもいない。そのかわりに、
いすに座ったり、いすから立ったりするのを正しくすることだと思ってしまう。
そのようなものではまったくない。
生徒こそが何をするか、しないかを決定するのである。』
これはアレクサンダーさんの言葉です。
最後の一節
何をするのかしないのかを決定する、という部分。
そうなんですよ!私たち教師が、
生徒の動きを決めるのでもなく、
やるやらないを決めるのでもなんでもないんです。
レッスンであって施術ではないですから。
あなた自身が決める必要があります。
決めると言っても、
快不快では判断できません。
新しいことってほとんどいつも居心地が悪いですからね。
場合によっては怖いと思うことすらあります。
上手くいったと感じるからと言って
それも判断基準にはなりません。
自分自身で決定しないまま
レッスンを受け続けていては、
ほとんど何も起こらないと言ってもいいです。
しかも、やるやらないの選択は
レッスン中に何度も何度もする必要があります。
「やります!」という宣言ではだめです。
実際に選択が迫られる場面で、
しっかりと選択していく。
動きの責任をきちんと持つといえるかもしれません。
と言っても、
そんなに大袈裟にならなくてもいいです。
コップに入っている飲み物の
どれを飲もうかなくらいでいいです。
自分で決めるということが一番大事です。
レッスン中怖いと思った記事です。