続・吸気主導

2023年12月18日

吸気主導での筋肉の使われ方は肋骨が拡がる時に使われるそれと同じ??


姿勢の話をする時に胸を開くという言い方をすることがあります。
この時背中側を意識に含んでいないと
ただ身体を反らせる形になってしまいます。
(背中の意識がない方が多いので要注意です)

身体の前側も背中側も同時に開くことができるんです。
身体の前側も背中側も上に向かい続けます。

上に向かい続けていられている時に
吸気主導で使われる筋肉が使われているような気がしています。

アレクサンダーテクニークで「良い使い方をしている」という時に起こることと
同じ使われ方じゃないでしょうか。
身体を縮ませていたら使われにくいです。
上に向かい続けず、下に向かっていると使われません。

この「上」や「下」というのは、
専門用語として使っているので体験した方しかわからないかもしれません。

常に吸う準備をしつづけておく、
息をはくのをやめた時にすんなり息が入ってくるようにする。
そのための身体の使い方をしておくということなんじゃないかと。

息をはくことをやめたとき、すっと息がはいてきます。
息をはくことを「やめる」のであって、
息を「とめる」ではないんです。

ラジオ体操の最後で深呼吸して終わります。
その時息をはいて終わったらその後なにもしない。
でも息は入ってきているはずです。
そのような息の入り方を目指しています。

演奏中も息が自然に入ってくるようにしたい。

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう