脱力するって。
2024年10月11日
よく聞きますよね。
ここで脱力できたらいいのに。
このフレーズで力が入るからその前の休符で脱力。
いや、ここでも脱力できるぞ!
もしかしてここでもできるかも。
ふむふむ、
脱力ポイントっていろいろあるじゃないか。
と、安心して、そう言う練習をしたりしています。
全部ひっくり返すようなことを言いますが、
そもそも、力、入れなければいいんじゃないですか、と。
脱力したいと思うくらいには
力を入れているという自覚がある。
その感覚が持てているなら、
なんで力を入れているのか、に
注目してみるのはいかがでしょうか。
脱力したいフレーズがあるんだったら、
そのフレーズに向かうときに
なぜ、力を入れてしまうのか。
いつもの言葉に置き換えますと、
力を入れたくなる刺激が来た、
その刺激に反応しない練習をする。
そうすることで、
脱力ポイントを探すことなく、
そもそも力を入れていない状態で
そのフレーズをむかえることができます。
この練習は、かなりハードルが高いように
わたしは思っています。
それはやりたい、こうなりたい、という
そのこと自体も刺激となっているから
ダブルで刺激がある状態なんです。
力を入れたくなるフレーズがくる、という刺激。
こうなって欲しいということ自体が刺激。
わたしのアレクサンダーのレッスンでは
やりたくもないことを取り上げて
こういった練習をします。
刺激に反応しないということだけを
練習するんです。
これならできる気がしませんか。
面白いんですよ。
自分ってこういうことするんだ、とかが
わかってきたりするんです。
ぜひ、レッスンにお越しください。
コメントからでもご連絡いただければと思います。