遠回りが近道。

2024年03月12日

教えてもらうって、近道なんだけど
教えてもらって出来たことって
本質を(まだ)わかってはいないから、そのことにしがみつきがちになる。

教えてもらったことは上手くなるかもしれないけれど、
教えてもらった以上のことは
(できるようにならないとは言わないですが)できにくい。

「誰でもできるようになります。わたしと同じことをすれば。」と
アレクサンダーさんは言っています。

でも、
アレクサンダーさん以外に一人でできた人って
数人しかいないと思われます。
いわゆる天才の人。

私たちもテクニックを身につけるには
アレクサンダーさんと同じように
自身を観察をしていく必要があります。

たとえ、先生から教えられても
言われたことを、本当にはわかってはいない。
自分で気づいたことしかほんとうにはわかっていない。

英語の勉強をしていて何回も何回も間違える問題があって
その時にやっとwillの後の動詞は変化させず使うんだと
自分で気付けたんです。しかもその後応用が効きました。
それが中一の時で、発見したということを今でも覚えてます。

教えてもらったことをやる、だけでは
もったいないし、身に付いてはいない。

教えてもらったことって
覚えている時には実行できますが、
忘れたら、やっていないしできないんです。

自分でわかることで
忘れてもできる、というより
それがいつでもできている、ということになっています。

自分のやっていることって、
いつもやっているので、あまりに普通で違和感がない。
どう動いているのか自分では意識化できにくいんです。

鏡を見て動いたとしても、
自分の動きはその人にとって自然なことなので、特に違和感がない。

目の前にあるものが一つ増えれば増えたとわかってはいる。
これを数学で、1+1=2、と教わるわけです。
教わる前は増えたことを増えたと見ているだけで
一つ増えたと認識して見てはいないかもしれません。

アレクサンダー教師はみなさんが
自分でできるようになってもらうために
教えているとも言えます。

自分で確かめないといけないんです。

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