????から始まる。
わからない、から始まります。
なにを言われているのか、
なにが起こっているのか、
わからないところから始まることが多いです。
テクニックの基本は、
自分のしていることを認識することから始まります。
これから行動しようということの
即座の反応に気づき、
それを認識しつつ反応しないという決断をして、
反応しないという決断をし続けたまま
方向性を思い、即座の反応がなくとも
行動しようとしていたことができるようにする。
これを通して初めて
即座の反応=本能的な反応ではなく
自分で選択した行動ができるようになる。
自分と向き合っていくものなんです。
高校大学のような学び方ではないんです。
何かを書きとめたりすることもなく、
言われたことができるように練習したりすることもない。
(少なくとも数回のレッスンを終えたあたりでは)
アレクサンダーテクニークのレッスンでは、
わからない、から始まります。
何回かレッスンを受けて初めてなんとなくわかってくるという
そんなふうなわかり方で進んでいきます。
自分が経験体験したことのないことがレッスン中に起こるので、
「??????」で初回レッスンが終わることが多いです。
これは私の実力不足もありますが、
私が師匠に受けた初回レッスンも同じような感じだったので
どなたにも当てはまるのではないでしょうか。
初めに経験体験があって、後から
それがなんだったのかがわかってくる
という順番でわかり始めてきます。
習い事。でも書いたように
時間がかかります。
これは私がアレクサンダーの学校に通っていた時に言われていたことですが、
いくらさまざまなアイデアを仕入れたからといって
それは単なるコツや、小技なんです。
背負いすぎてツラい。という記事を書いたりしました。
(先生に荷物を背負わなくていいんだよって言われ、やっと荷物を下ろすことができて楽になって泣いてた友達もいたなあ)