Feel Good?

2024年08月16日

判断しない、というのは
良し悪しを判断する意味がないので
判断しない、という意味ではなく、
感覚として感じられるものが信頼できないから、
まだ、判断できないという意味なんです。

アレクサンダーさんは
やれていると感じられていることを
やれていなかった、ということを
鏡の中の自分に見たんです。

感覚を信頼できるものにしていくと、
良し悪しの判断ができるようになってきます。

誠実に自分が何をやっているかを見つめると、
あ、できなかったな、とか
今別のことに意識が飛んでいたな、とか
事実を事実として見ることができます。

否定してはダメだ、なんてやると
この事実を見ることができません。

ここからしか、
事実を事実として見れるようになることからしか、
次に進むことはできません。

感覚認識を信頼できるようにし、
それを基に良し悪しの判断を
生徒自身でできるようになると、
より反応をコントロールできるようになります。

ダメだったな、と認める。
反応をコントロールできていなかった、と認める。

認めてようやく、次はどうしようか、という
問いが出てきます。

何が原因だったのだろうか?
何がダメだったのだろうか?と。

わたしたち教師はそれを教えることができます。

そうして、できなかった
刺激に対しての反応のコントロールを
次はできるように練習するんです。

そうなんです。
できないことはどうでもいいんです。
なぜできなかったのか、そこを見ているんです。

ずっとやっていること、
習慣だったり、練習して身につけた何かだったり
そのことの方が強い刺激として働くので、
その刺激についつい反応してしまうんです。
しかも、今までのやり方で。

新しい何か、という刺激を増やしてみても、
どうでしょうか、強い刺激に反応してしまうと思いませんか。

またいつものようにしてしまうだけです。

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