自分の重さ。
2025年11月22日
重さをただただ重さとしておく。
これってずっとわからなかったことなんです。
レッスンで上方向を思ってください、なんて
言われるものですから、ついつい
自分の重さもつれていってしまっていました。
身体を上へと持っていっていたんです。
それで上方向を思えていると、
勘違いしていたんです。
身体は実際に上へとあげていますからね。
重さを上へと持っていってしまうと、
あらゆるところを緊張させることになります。
本来勝手に起こることを
自分自身でコントロールしようとして
結果、起こらなくしている。
これってあらゆることに言えてですね。
わたしのレッスンで生徒に
こうして欲しいんだけれど
そうできないことの理由が、
自分でコントロールしようとしてしまうこと。
だいたいの生徒がそうしてしまいます。
まあ、わたしも散々やってきたことですし、
わたしに言われたことを、きちんと
やってくれようとしているだけとも言えます。
でも、やって欲しくないことなんです。
コントロールをやめる。
自分の重さのことを考えると
いろいろ自分の意識でやろうとすることは、
やらなくてもいいこと、なんですよね、
残念ながら。
わたしが伝えたいことを
受け取れない状態にしてしまっているんです。
重さって、なかなかに
放っておけない。
逆にいうと、簡単に
自分でコントロールできてしまうことなんです。