方向性。矢印。
2025年12月02日
アレクサンダーさんの著書
「The Use of The Self」を読んでいて
疑問だったことが分かったような気がしました。
私はレッスンでも私自身にも
方向性という言葉を使うことに
ためらいがあるんです。
矢印が出ちゃうから。
出ちゃいけないのか、と言われれば
いや、出てもいいんだけど、、、と
歯切れの悪い答えになっていました。
矢印って、自分から外に出ちゃってませんか。
私が思う矢印って、外にあるんですよ。
いや、外にあったことが分かったんです。
外にあるということは、
よく姿勢良くと言われる時に使われる、
頭から釣られているように、と
同じなんじゃないかって思いがあって
それでなんとなく矢印を使いたくなかったんだって。
私はずっと「身体に戻ってきて。」と
教わってきましたから、
感覚をとにかく大事に、
そうレッスンを進めていきたかった。
気づかせてくれた箇所は
「使い方」に対しての注釈部分です。
・該当箇所に脳からメッセージを送ること
・該当箇所へエネルギーを送ること
「使い方」と「方向性」とを一緒に使うとき
上の二つを意図していると書かれていたんです。
自分のことであって、
外へと拡張してはいない。
矢印は出ていない。自分の内側で完結している。
矢印問題解決か、そうなのか。
まだまだ勉強が必要です。