正しいらしい。

ついつい正しいらしいことを
やってしまいたくなりますよね。

アレクサンダーテクニークを学んでいると、
色々「やること」が多すぎて、
あー、またできてなかった。
これをやってみよう。
あれも、それも。

ついついやることを増やしてしまいがちです。

調子が悪いのはなぜ？
と、沼にハマり込んでしまいます。

レッスンはじめたての頃は
できていたのに、最近うまくいかなのはなぜ？？
「うまくいかない」と言っている時点で
沼にズブズブと入り込んでいます。

そんな時は一度基本の基本に
立ち帰ってみることをおすすめします。

アレクサンダーさんは何を見つけんでしたっけ？

声を出す時にしなくてもいいことを
いつの間にかしてしまうようになり、
それで声が出なくなったんでした。

普段声を出している時と、
舞台の上で声を出している時とでは、
何か違うことをやっているかもしれない。

ここから出発したんでした。

声が枯れるような出し方をしてしまっていた。
間違った声の出し方をしていたんです。

「間違いをやめると正しいことが起こる。」

アレクサンダーさんは
繰り返しおっしゃっていたらしいですね。

正しいらしいやることを増やすのではなく、
自分が今なにをしているのかを観察し、
間違いをやめていくことで
正しいことが起こるようにしていく。

ついつい忘れがちですが、
ほんとーーに大事です！