続・なにもしない、って。
2025年10月26日
なにもしないって、読んで字のごとく、
なにもしない、なんですが、
これってレッスンの初期であればなおのことですが、
ほんとにできません。
やりがちなこととしては、
これからすること自体をやめてしまったり、
やめたい動きを禁止してしまったり、
何かしら反応することで、
なにもしない、を実現しようとしてしまいがちです。
これからすること自体をやめてしまうと、
反応しなかったのではなく、
やめたい反応自体が起こらないので
そもそも話が別物になっています。
動きを禁止してしまうと、大抵の場合、
どこかしら固めてしまいますし、
本来起こる動きも邪魔してしまいます。
やっぱり、なにかしているだけです。
反応をしないことと、
動きの禁止は別物です。
文字として読むと
そりゃあ別でしょう、と思えますが、
実際体験してみると、これはなかなかに
判別がつかないものなんです。
これからするかもしれないことに
反応しない、んです。
これからするかもしれないことを
禁止するのではありません。