考えと身体。

2025年10月28日

「身体が変われば、考え方も変わる。」
わたしが卒業した学校で教わっていた先生の言葉です。

アレクサンダーさんも便宜上
心と身体という言葉を使うが、
この二つは分けることのできないものだ、と
著書で書いていらっしゃいますし、
テクニックの前提となっています。

わたしはこれらを読んで、
そうだよなあ、と漠然と思っていたのですが、
自分の言葉になりきれていなかったんです。

不調からこのことを考えてみましょう。

よく病は気からと言います。
これは本当にそうで、
病になる時も、病から回復するときにも
しっかり当てはまります。

ツボ押しなども、
手のひらや、足裏に全身の写し鏡のようなものがあり
それらの流れを回復することで
該当箇所にも影響が出ることを目的としています。

レイキも同じように考えられるかもしれません。

不調になっていること。
ここでも言葉でわけてしまっていて
私たちはもうそのように考えてしまっているので、
使わざるをえないのですが、
何かの問題があって、その不調が
心に出ているか、身体に出ているかが
違うだけで、たぶん主な原因となるものは
別のところにあるのかもしれません。

問題が、心に出ているのか。
問題が、身体に出ているのか。

そうなんですよ。
不調が原因ではないんです。
不調は結果なんです。

ここのところ不調でうまくいかない、とか言ったりしますが、
不調は原因ではありません。

その奥に、もっと深いところに
原因となるものがあるはずです。

ということはですよ。
心の問題であっても、
身体の問題であっても、
どちらからアプローチしても、
原因にアプローチできるはずです。

アレクサンダーレッスンでは、
触れることのできる身体を
主に扱っているように見えますが、
実はどちらも同時に扱っているんです。

「使い方」が変われば考えが変わるんですから、
もれなく、心・精神も変化しているのでしょう。
心・精神が変われば「使い方」ももれなく変わっているんです。

心・精神という言い方がわかりにくければ、
意識と言い換えてもいいかもしれません。
意識って考え方と言ってもいいですしね。

レッスンではこの二つが
二重螺旋のように絡み合いながら
変化していきます。

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