どちらか、ではない。
2025年11月03日
天秤にかけなくていい
レッスン中に言うことに
背中側もお腹がわもアップです、と。
たいていの方は
背中側をアップしようとすると、
お腹がわを縮めてしまします。
その逆も然り。
思ってやらない、なので、
どっちの側もアップを思うだけなので、
この矛盾するかのようなものは
しっかり成立するんです。
と言っても、
レッスンを始めたての頃は
意味がわからないくらい
どうしていいのかがわからないはずです。
言葉で自分に声がけすると
そのように動かしてしまいますからね。
だからこその呪文なんです。
なにが起こるのかわからないけれど、
とりあえず唱えてみる。
だんだんと、唱えたら
こう言うことが起こるのか、と
わかってくるようになるんです。
「パルプンテ!」と唱えると
何かが起こることだけはわかっているんです。
「メラ!」と唱えると
炎で攻撃できることはわかっているんです。
しかし、
自分自身に何かをするわけではありません。
「首がフリーで頭が前へ上へ背中は長く広く」と
唱えると、炎が出る代わりに、
自分自身に変化が起きるようになります。
それくらい、自身でなにもしないんです。
変化を起こすのではなく、
変化が起きるんです。
ここに自分の中の正しいが
顔を出す瞬間はありません。
あ、でも、
人任せで時間が経てば
勝手に起こるようになるのではなくて、
それが起こるように
自分でやってしまっている、
邪魔をやらないように
できることが、できて初めて
勝手に起こっているかのように変化します。