慎重、丁寧。
2024年09月10日
慎重って、
レッスンという時間においては
いらないものと言っていいです。
時間をかけていろいろな検討をして、
それから決定をする。
慎重には、こんなイメージがあります。
これって生徒側からすると、
きちんと考えている、となるでしょう。
でもそれって、教わっている、と言えるでしょうか。
自分のいま持っている判断材料で
検討し、決定している。
自分にはまだないもの、だから
レッスンを受けようと思ったはずで、
それなのに自己判断を優先させている。
矛盾ですよね。
これってほんとうによくある話なんです。
わたしの説得スキルがないということかもしれませんが、
全面的にそうとも言いえないんです。
変わることの怖さ、でもお話ししましたが、
自分の中の基準から外れることって
ほんとうに恐怖として感じることもあれば、
信じることができない、として現れることもあります。
かと言って、投げやりになって
えいやっ!とやっても欲しくないんですよね。
丁寧に丁寧に
自分がなにをしているのか、を
しっかりと観察し続ける。
慎重と丁寧がごっちゃになっていませんか。