「人はそれをできない。」
2025年09月08日
パトリック・マクドナルドさんの言葉です。
(アレクサンダーテクニーク-ある教師の思索 より)
パトリック・マクドナルドさんの言葉です。
(アレクサンダーテクニーク-ある教師の思索 より)
落ちたものはすぐに拾わなきゃっ、とか、
間違いはダメっ、って思い込みありませんか。
自分を通して検証するのか、
検証されたものを自分に当てはめるのか。
久しぶりに受けたレッスンで
わたしがやってしまっていることを
教えてもらったんですが、
そのやってしまっていることを
やめるために、
「なにもしなーい、なにもしなーい」と
思っているのですが、
思い続けていると、すぐに
あれ?これ、いま、
やろうとしているのかもしれない、と
そんな気がしてくるんです。
何かを真剣にしている時
ありがちなのが、目が死んでしまっていること。
アレクサンダーテクニークの
レッスンを重ねていくうちに
なんだか姿勢が良くなっていた、
なんてことはよくある話です。
ここではないどこかへ、ではなく、
他でもない、ここ、にいること。
知っていることならばある程度の予想はつきますが、
まだ知らないことについては判断できません。
脱力というと、たいていは、
意識して力を抜くわけですから
意識していない時はまた元の状態に戻ります。
いつものように書きますが、
頭を高く'する'んじゃないんですよ!
エリザベス・ウォーカーさん、わたしの大師匠が
1999年のコングレスという、アレクサンダーテクニークを
学んでいる方々が世界中から集まるところでの
マスタークラスで仰っていた言葉がずっと気になっていたんです。