意図していない動き②
無意識で動けることは、何も考えずに動ける。
歯を磨くとかコーヒーを飲むとか日常の動きは、いちいち考えなくてもできるようになっている。
練習した動きも同じで、あれだけできなかったことが当たり前のようにできて、さらに良し悪しまで考えることができる。
無意識で動けることは、何も考えずに動ける。
歯を磨くとかコーヒーを飲むとか日常の動きは、いちいち考えなくてもできるようになっている。
練習した動きも同じで、あれだけできなかったことが当たり前のようにできて、さらに良し悪しまで考えることができる。
先日、違う先生のワークショップに参加していた時に、参加者同士でワイワイしている中、
「腕を回す(内旋/外旋)ときは、小指側(尺骨)を軸にして回すんだよ」と言われた。
知ってるよー、と内心思いながら聞いていた。小指側を軸にして回すといつもと違う感覚があり、やっぱり自分は中指を中心にして回しているんだなー、と確認したくらいでした。
基本に忠実ってなんでこんなに大切なのに忘れがちになってしまうんだろう。
ついつい目の前のことに反応してしまって、自分のことを忘れてしまう。
自分の「使い方」がいい方が目の前の生徒にとってもいいことはわかっているのに、忘れて、生徒をよくしようとあれこれしてしまう。
レッスンでは動きについて見ていきます。
私が動きをガイドしてもしていなくても、生徒が習慣やクセでやってしまうことが多々あります。
習慣やクセでやっていることをやらないように思っても、ついやってしまう。
自分の枠から出ることは、
全く知らない動きなのです。
先生が首の辺りを触れて(専門用語でハンズオン)、先生自身が
アレクサンダーテクニークでいうところの方向性、オーダーを出しているだけなのに、それを受け入れていない、いや、
受け入れられなかった。
「こんなに自分の背中って広いんだ!」
先日のレッスンで感じました。
まだまだ広くなるんですねー。
思ったらやっちゃうよー。
「思っても、筋肉的な反応はしない。」
今まで、
正しいと感じることをやってきた。
「正しい」は間違いだったわけだ。
ー UCL
特別な何かをやっているときに
やっていることは、
程度の差こそあれ
いつでもやっている。
動きをリードするものはどこでもいい
足からでも、
手からでも、
頭からでも
アレクサンダーテクニークでは、
自分の使い方をレッスンします。
自分の使い方?いきなり専門用語なんですが、
何かしようとするときに反応する
その全体的な、自分全体の反応のパターンのことです。
お風呂に入るとゆったりした気持ちになります、
大舞台に立つと緊張したり、
電車のドアが開くと降りようとする。
その時身体は、
お風呂に入ると緩ませようとするし、
舞台に立って緊張すると縮ませようとする、
ドアが開くとそっちに向かおうと体をかたむけたりする。