「問題」が消える。
アレクサンダーテクニークの特徴の一つに
何か問題があるところを
直接どうこうしようとするのではなく、
私たちが持っている機能を取り戻すことによって
いろいろな問題がなくなるようにしていくことがあります。
アレクサンダーテクニークの特徴の一つに
何か問題があるところを
直接どうこうしようとするのではなく、
私たちが持っている機能を取り戻すことによって
いろいろな問題がなくなるようにしていくことがあります。
これはもうはっきりしていることです。
100年も前から
鍛えるエクササイズが流行り、
身体的問題を解決しようとしてきました。
(アレクサンダーさんが言うには、ですが。)
原始の時代、人は動物と同じように
「身体的」に満足な状態でした。
学生の時に部活動などで、
何かに打ち込んだことのある人ならわかると思いますが、
何かを身につけようとしたり、
何かが上達するには時間がかかります。
全体が大事ばかり言っているようですが、
近づいてみることもやっぱり大事で。
動きに対するイメージ。
考えに対するイメージ。
姿勢に対するイメージ。
時間に対するイメージ。
空間認識での、
上や下、真ん中などのイメージ。
早い遅いもいろいろなイメージがある。
よく、やめるということを言いますが、
この時、間違いやすいのが、
何かをする、しようとすること
そのことまでやめてしまうということです。
瞑想って、そうか、
座って感情に向き合ったり
受け入れたりすることで、
動きを少なくすることで、なるべく
動きとくっついているものが
出ないようにして、
身体と感情を切り離しやすい
環境を作っているのかもしれない。
テクニックって日本語では技術です。
もちろんアレクサンダーさんが開発発展させた
技術なのは間違いないのですが、
日本語で技術というと、
何かするときに使うものという印象がありませんか。
いわゆるパワーワード的なものって
強い言葉なので、それが前面に出過ぎてしまって、
文脈を断ち切ってしまいがちです。
' constructive ' は積み上げていくこと
みたいな意味だと思います。
物事を順番に整理して進めていく、
こんなイメージでしょうか。